O'NO 99
プレイ可能人数:2人〜8人
推奨プレイ年齢:繰り上がりの足し算ができる子〜ボケたふりをして数字をごまかさない年齢まで
盛りあがり度:☆☆☆
リプレイ期待度:☆☆☆
近所迷惑度:☆
携帯性:☆☆☆☆☆
他に必要なもの:カードを広げられる場所のみ
遊び方:2〜10の数字カードとR(リバース)、H(ホールド)、
D(ダブルプレイ)、−10(マイナステン)、O'NO99(オーノー99)
のカードからなる。
最初に一人4枚ずつ配り、残りは山に置いておく。
順番に手持ちのカードから好きなカードを出し、山から1枚引く、ということを繰り返す。
数字カードの場合は数を言いながら出し、次の人は前までの場のカードの数に自分の数字を足して言う。
(例:最初の人は5を出しながら「5」と言い、次の人は7を出しながら「12」と言い、
次の人は10を出しながら「22」と言う具合)
Rは逆回り、Hは固定で場の数字がそのまま、
−10はその名のとおり場の数字から10を引くことができ、
Dは出した次の人が2回続けてカードを出さなくてはならない。
最終的に「99」になってしまう人が負け。
タイトルのついたO'NO99カードはゲーム中まったく使えないカード。
例えば手持ちの4枚中1枚これが入っているとその人は実質3枚で勝負しなければならず、
もし手持ちカードが全てこのカードになったら自動的に負けとなる。
ゲーム後の楽しみ方:負けを一人決めるゲームなので、
負けた人に罰としてジュースを買いに行かせる、などが考えられる。
その場合、必ず「チェリーコーク」「マウンテンデュウ」
など最近は見かけない名前を言う決まりがある。
私の寸評:有名なカードゲーム、UNOの姉妹ゲーム。
UNOも結構やったけど、これはUNOより少しだけ頭を使う(足し算に)ことと、
常に手持ちのカードは4枚という少なさの割りには内容的に面白く、私はUNOよりも気に入っている。
いつ大きいカードを出すか、いつイベントカードを使うかなどでそれなりに駆け引きもあるし、
最終的には運で決まるので、勝敗のバランスがいい。それと、
場の数字が99になるまでは(O'NO99カードが4枚来たりしなければ)必ずゲームが続くので、
UNOのようにたまたまカード運が良くてあっという間に終わる、ということもない。
秋の夜長にやるのにちょうどよいゲームである。
ちなみに、場のカードが97か98の場合、
イベントカードがないと負け決定(数字の1はないため)なのだが、
高校時代の友人で金融関係に務めている友人が「98、98…」
とテーブルに何かを書きながら暗算している光景がよく見られた。
98からは足し算する必要ないっつーの。